新社会人おめでとうございます。
昨日は各地で入社式が行われたことと思います。新社会人のみなさん、おめでとうございます。今年は4月1日が月曜日なので、初めての休日まで長いですが頑張ってください。
昨日の日経新聞8面に、昨年11月に亡くなった作家の伊集院静さんの文章が載っていました。サントリーの新社会人向けメッセージ広告として、2000年4月に初めて伊集院さんが執筆した文章だそうです。成人の日や4月1日には、伊集院さんの若者を励ますメッセージが新聞に載っていたなと、懐かしく思い出しました。今回が最後の掲載となるそうで、少し寂しいですね。
昨日のメッセージ広告の中で特に印象深かったのが、「仕事の心棒に触れる」というくだりです。「どんな仕事にも、その仕事が存在する理由がある。そして、それは自分以外の誰かのためにあると私は思う」。伊集院さんはそう語っています。
社会人になって20年以上経つ私ですが、仕事の心棒に触れているだろうか?毎日の忙しさに流されて、今やっている仕事にどんな理由があるか?それは誰かのためになっているか?考える時間もなくなっているように思います。
伊集院さんのメッセージ広告を読み返し、自らを反省しました。初心忘るべからず、ですね。
因みに、民間シンクタンクの産労総合研究所が発表した2024年度の新入社員のタイプは、「新NISA型」だそうです。目標とする未来が定まれば、自分で情報を集め選択して歩き始めるタイプだそうで、なるほどなぁ、と妙に納得してしまいました。頼もしいですね!